日本では国の借金が増加を続けています。
　その本質的な理由は、日本人の金運がマイナスになっていることです。
　借金が増えることは、金運のマイナス分が具体的な形になって表れることを意味します。
　金運のマイナス分を減少させる過程で、国の借金が増加を続けているのです。

　第二次世界大戦直後の日本の金運はマイナス96兆円と大幅なマイナスでした。
　これがプラスに転じたのは、日本国憲法の施行された1947年5月3日でした。
　この日に金運が603兆円増加しました。

　その内、558兆円の増加は、第９条の戦争放棄によります。
　軍事力を放棄すると、他国が日本の軍事力を警戒する必要がなくなります。
　その分軍事費を使わなくて済むため、他の価値を購入することができます。
　これは、他国に経済的な価値を提供することを意味します。
　以上の理由で、日本国憲法第９条の戦争放棄により、日本の金運が上昇しました。

　軍事力を削減すると、金運は上昇します。
　現在の自民党政権では、憲法解釈を変更することにより、集団的自衛権等の強化等、軍事力を強化する方針を明確にしています。 これは世界各国に対して軍事力の圧力を加えることにつながります。

　その結果、日本の金運はマイナスになります。
　これが、日本の景気回復にマイナスの影響を与えることは、ここまでの説明でご理解頂けると思います。

　景気回復、財政再建の面だけから判断しても、安倍政権が主張する憲法解釈変更を行うべきでないことは明らかです。
　軍事力増強は戦争につながる政策です。
　ですから、平和とは逆行する政策なのです。
　（理由については　軍事力による平和維持は不可能　ご参照）

　戦後日本の繁栄は、日本国憲法（戦争放棄）が原点でした。
　しかし、本来違憲であるはずの軍隊（自衛隊）を復活させたため、戦争放棄が有名無実になりました。その分、日本は金運を失い続けてきたのです。

　株などの売買による利益計上も、金運減少要因となります。
　株式売却による利益の源泉は、将来発生する経済取引です。
　将来発生する経済価値を事前に計上するのが株式売却利益の本質なのです。
　 （詳細は 株は貨幣価値の２重計上 証券は貨幣価値の多重計上　ご参照）
　ですから、株式売却で利益を計上すると、一方的に貨幣を受領することになるため、金運は減少します。

　株の取引拡大、株価上昇と共に日本の金運は減少を続け、1988年に金運はマイナスになりました。 この頃から日本人は様々な方法で金儲けを続けました。
　株による利益が価値の先取であり、これを元に不動産等の様々な資産等を買占めることは、一方的に経済的価値を受領する行為です。
　これを継続すれば、金運を失い続けるのは当然だったのです。
　1990年代以降も、このようにして金運は減少を続けました。

　金運が増加した時期は何度かありました。
　1998年から2000年は、不良債権問題等の解決のために国費を投入したため、金運は回復しました。しかし、国の借金は増加しました。

　2003年の6月〜8月の間に、金運が増加しました。
　この時期は、筆者（滝沢）が「マイナス金利の導入」を各種大臣や日銀総裁等に送付した時期です。
　「マイナス金利の導入」では1990年代以降継続していた不良債権発生理由を解明しました。
　高すぎた金利水準がその理由だったのです。
　これを各種大臣等に伝えたことにより、低金利政策が実現しました。
　（マイナス金利の導入　ご参照）

　これは預金者（債権者）が利息を放棄し、借主（債務者）の利子負担を軽減する政策です。
　預金者（債権者）の過剰な利子受領が無くなった為、日本の金運は回復したのです。
　「マイナス金利の導入」を公開したことにより、日本人の金運は86兆円増加しました。
　（本文記載時点までの実績です）

　2008年10月〜11月1日にかけて、金融・経済制度の全面改訂（フラクタル経済理論の第１章）を発表しました。
　この時に、日本人の金運は大幅に向上しました。
　リーマンショックが起こった理由を理論的に解明することに成功したからです。
　その理由とは、証券が貨幣価値の多重計上だということです。
　ある経済取引が行われないと、同時に多くの取引が行われなくなります。
　その結果、 莫大な価値が失われたように見えるのです。
　（詳細は フラクタル経済理論 ご参照）

　2013年に入って、株価は大幅に向上しました。 この状況下では、株の売却により利益を計上できるため、金運は減少します。
　しかし、実際には金運は失われずに増加しました。
　その理由は、輝の会が徳や金運を提供しているためです。
　（就業可能日数用の徳は含んでいません）

　輝の会から日本人に対して金運及び徳の提供を提供したことにより、2013年だけで日本人の金運を138兆円増加させました。
　2013年に入って株の時価総額が120兆円以上増加しました。
　この増加分と輝の会が提供した金運がほぼ一致しています。
　2013年の日本の景気回復は輝の会の金運や徳の提供により実現していることを、以上の説明でご理解頂けると思います。

　尚、アベノミクスにより金運は78兆円減少しています。
　株価操作で利益を計上すると、金運は減少します。
　ですから、将来的には日本は貧しくなります。
　株による利益計上は将来の損失につながるのです。

（本文の金額は2013.11.14時点）