| 株は貨幣価値の2重計上(詳細説明)
会社の経済的価値は、会社の静的価値と他者保有貨幣(動的価値)の交換により発生します(静的価値と動的価値)。他者保有貨幣と自社の静的価値の経済取引により、自社貨幣(株価値の源泉)が発生するのです(図6)。 |
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| (図8)他者保有貨幣と株は、コインの表裏のような関係になっています。本来1つの価値を2重に計上しているのです。 よって、株と(他者保有)貨幣をそれぞれ独立した動的価値として計上するのは誤りということになります。 |
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| 左 : (他者保有)貨幣価値 = 企業の経済的価値(建物等の取引も含まれる) 右 : (他者保有)貨幣価値 = 株の価値 (=企業の経済的価値) (図9) 1つの企業の経済的価値が経済取引時の貨幣価値と株式市場の貨幣価値として2重に計上されていることになります。1つの静的価値(企業の経済的価値)に2つの動的価値(他者保有貨幣、株)が対応しています。企業の経済的価値が2重に計上されているのです。 貨幣価値の源泉(の大部分)は上場企業です。企業がなければ貨幣価値自体が成立しません。企業の経済的価値はここで計上済です。さらに株として価値を計上すると、経済的価値の2重計上となります。 動的価値の価値の源泉は他者保有の静的価値です(貨幣それ自体には価値がありません。他者から供給される商品やサービスが価値の源泉です)。現在保有している貨幣(円)の価値の源泉(の大部分)は、日本の上場企業が提供する商品。サービスです。これが無くなると、貨幣価値の源泉が無くなるため、偽札を保有しているのと同じ状況になります。上場企業(静的価値)に対応する動的価値は、経済取引に使われる他者保有貨幣という形で計上済なのです。
「株には経営権があるから、貨幣から独立した価値があるのである。」 景気が良くなり、経済成長率が高くなると、株価は上昇します。これは経済取引規模拡大(貨幣総額増加)を別の角度から見たものということになります。株の動的価値は経済取引時の貨幣価値の2重計上にすぎないのです。 株を売却して資金化しようとする人が多くなると、株価は下落します。極端な場合、値がつかなくなります。 2008年10月23日の日経平均株価(終値)は 8,460円、時価総額(東証1部)は 282兆円となっています。しかし、本来の時価総額(動的価値総額)は0円なのです。金融・経済理論の矛盾から、貨幣価値を2重計上した結果、本来無いはずの動的価値が時価総額 282兆円という形で計上されているのです。
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| (2008.10.24 午後4時 記載) | |
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