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過剰貨幣は社会の破壊要因 現在の経済・金融制度には様々な矛盾があるため、実際の経済価値よりもはるかに多くの貨幣が存在しています。
金利水準が名目経済成長率を上回る場合、過剰な貨幣が発生します(「マイナス金利の導入」ご参照)。
外国為替では、各通貨の金利水準の差を利用して、利益を計上することが可能です(キャリートレード等)。これは、本来無いはずの貨幣が発生することを意味しているのです。
また、株式市場では、莫大な金融資産が計上されています。しかし、これは単に貨幣価値を2重計上しているに過ぎないのです。 貨幣は債権と債務から成立します。過剰貨幣は、過剰債務の発生を意味しています。この債務は必ずどこかに存在しています。
過剰債務を抱えると、責任問題が発生します。債務者の責任で過大な債務を抱えたことになってしまうのです。実際には、金融・経済の理論矛盾から過大な債務が発生しているにもかかわらず、それが過剰債務の滞留先の組織(個人の場合あり)の責任にされているのです。責任転嫁が起こっているのです。 過大な債務を抱えた場合、責任が転嫁されるため、組織の解体が始まります。リストラ、人員整理、企業整理が行われるのです。結果として、組織の規模が縮小されます。
もし金融・経済の理論矛盾がなければ、過大な債務を抱えることは無いので、このような組織の縮小は不要なのです。理論矛盾が社会の破壊につながっているのです。結果として、社会全体の生産性は低下します。経済規模が縮小するのです。
理論矛盾による過剰貨幣が増えるほど、破壊の規模は拡大します。従って、早急に金融・経済理論の矛盾を解消する必要があるのです。 |