| 国債発行は増税と同義
現在1の貨幣を国民が保有している場合、期間T(フラクタルの重ね合わせ周期)で将来CFは(e−1)になります。これだけのCFが発生するという前提で国債は発行されます。 「国債を発行すると、国が購入者の代わりに貨幣を使用するから、将来CFは減少しない」 現在の制度では、貨幣を使用せずに資産運用を行うことが奨励されています。その結果、株式、国債等の静的貨幣が増加を続け、経済取引による動的貨幣の増加が円滑に進まなくなり、税収が減少します。この不足分を補うためには増税が必要です。 国債を発行すると、購入者は金利により保有資産が増えます。一方、購入しない人は将来の増税により、資産が減少します。(国債償還を消費税でまかなう場合、所得の少ない人も増税されます)。
従来の金融経済理論では、経済発展の源泉が動的貨幣にあることを見落としていたのです。証券発行が動的貨幣増加の阻害要因になることに気付かなかったのです。その結果、証券発行が奨励されていたのです。しかし、動的貨幣の概念が理解できると、この考え方が誤りであることを容易に理解できるのです。 経済政策として必要なのは国債発行ではありません。余剰資金(静的貨幣)を経済取引(消費)に回す政策が必要なのです。すると動的貨幣の重ね合わせが円滑に進み、経済発展、税収増、国債償還へとつながるのです。 |
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| バブル発生原因の整理
現在の金融危機の発生原因はバブルの崩壊と考えられています。バブルの発生原因について本書のこれまでの考察を元に整理します。 1. 将来CFの現在価値算出ミス(貨幣のフラクタル構造の見落とし) 2. 将来CFの売買による貨幣の循環 将来CFの現在価値を正確に算出すると、現在貨幣(現在誰かが保有している貨幣)になります。ですから、将来CFの売買は不可能なのです。これを制度化すれば、将来CFと現在貨幣の循環も無くなります。貨幣価値が安定し、経済の円滑な発展につながるのです。 |
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| (2009.8.14 午後10時 記載) | |
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