静的価値と動的価値のフラクタル構造
輝の会は不良債権問題等、日本及び世界の金融経済問題を解決しました。
静的価値と動的価値のフラクタル構造

前節では、貨幣のフラクタル構造について説明しました。経済取引は静的価値と動的価値の交換により行われます。ですから経済取引全体では、静的価値と動的価値を交互に内包する形のフラクタル構造が構成されることになります。(図20 ご参照)

 (図20)は以下の構造になります。
 (A、B間の取引を想定。中心を1番目とし、その外側を2番目とする)
 1番目と2番目が1セットの経済取引(静的価値と動的価値の交換)、3番目と4番目が次の経済取引を意味する。

1番目: A社静的価値(取引によりA所有→B所有に変更)
2番目: B社動的価値(取引によりB所有→A所有に変更。4番目のA社動的価値となる)
3番目: B社静的価値(取引によりB所有→A所有に変更)
4番目: A社動的価値(取引によりA所有→B所有に変更)

 以上から、企業の静的価値は互いに内包しあっていることが分かります。
 ある企業の倒産(静的価値減少)は、自社(静的価値)の経済的価値が小さくなることを意味しています。
 現在の制度では企業価値を1社ごとに算出していますが、この考え方は誤りということになります。各企業の価値は互いに内包しあっています。よって、企業価値は他企業との関連の中で算出すべきということになります。

(2008.10.26 午後4時 記載)
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