マイナス金利の導入 〜日本再生の根本原理
輝の会は不良債権問題等、日本及び世界の金融経済問題を解決しました。
デフレ発生の法則
 経済取引全体の内、10%が不良債権になったとします。不良債権は回収することができない債権のことです。すると、貨幣全体の10%が流通しない貨幣ということになります。
 この場合、100円硬貨を想定すると、その中の10円が不良債権だと考えることが出来ます。
 先程、貨幣はフラクタルな構造体であるということを説明しました。ということは、100円硬貨には貨幣全体が内包されていることになります。貨幣全体の10%が不良債権になったということは、100円の10%、即ち10円が不良債権になったと考えられるということなのです。
 ですから、この100円硬貨には90円の価値しか存在しないことになるのです。100円あるように見えるのですが、実は90円分の価値しかないと考える方が正しいのです。
 これは時間の経過と共に実現します。不良債権は流れない貨幣、経済取引の行われない貨幣ということになります。貨幣は本来、経済取引に応じて発生するものです。不良債権分の貨幣が流れないということは、経済取引の規模が縮小することを意味します。10%不良債権があれば、それだけ経済取引が減少することになるのです。結果として、貨幣総量も10%減少することになります。
 このようにして、不良債権は経済の規模を縮小させる働きがあるのです。経済規模の縮小はデフレの発生を意味します。このように、不良債権はデフレを引き起こす働きがあるのです。
 このような考え方は従来の経済理論には無かったので、これを


 不良債権による 「デフレ発生の法則」


 と名付けることにします。不良債権はデフレを引き起こすため、早急に処理する必要があるのです。
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