| 自他分離 |
| まず、認識の原理について考えてみる必要があります。認識とは何なのでしょうか。 認識には「認識する者」と「対象物」、が必要になります。単純に表現すれば、自他の2者が必要、ということになります。 我々が認識しているのは全て「他」なのです。自分を認識することはできないのです。試しに自分自身を探してみて下さい。どこにも自分自身を見つけることはできません。肉体を自分だと思っている人がいるかもしれませんが、そうではありません。肉体のどこに自分がいるかを冷静に考えてみると、どこにも自分を発見することができないのです。 脳も自分自身ではありません。胸も自分自身ではありません。自分の肉体であっても、自分自身ではないのです。冷静に考えれば分かることです。 ですから、認識には必ず自他の分離が必要となるのです。自らの意識を自他の2方向に分離し、一方から他方を認識した結果が、我々の世界、ということになるのです。 尚、自他の2種類の意識は、共に自分自身の意識です。ただ、分離しない限り、認識像を生成することができないため、意識を2種類に分類しているのです。 |
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