5 次 元 理 論
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宗教界への影響
 「5次元」の発見は、人類全体に多大な影響を与えることになります。莫大な影響を与えるでしょう。当然、宗教界にも影響を与えるはずです。
 日本の新宗教では、その教義を分かり易くするために、科学理論を取り入れているため、「5次元」導入後は、これらの教義にも修正が必要となります。
 たとえば、「波動で全ての物は構成されている」等の考え方が、日本の新宗教の教義に取り入れられていますが、ここに修正が必要となるのです。
 波動理論は、物理学の「物と波動の2面性」から、宗教家が自らの立場を強化するために取り入れた論法だと思われます。


 「物と波動の2面性」とは、全ての素粒子には、粒子と波動の2面性が存在する、という理論です。全て粒子としての側面と、波動としての2側面を兼ね備えているのです。これは、見方によっては、すべては粒子、即ち物質から構成されている、と考えることができる反面、全ては波動、即ち波から構成されている、と考えることもできる、という理論です。


 仏教国である日本では、その中心的な思想である「空」の理論を科学的に説明する方法として、この波動理論を取り入れたのです。


 「全ては波から構成されている。物質は存在しないのである。これは科学的にも正しい結論である」


 という論法を使用していたのです。
 しかし、この考え方では不完全です。波、とは一体何なのでしょうか。この点を質問されても、回答できる宗教家、科学者はいませんでした。従来の物質中心観が、波動中心観に変更されただけです。ですから、この程度の理解では、宗教的な悟り、空の境地に至ることは不可能だったのです。
 現に、日本では様々な宗教が信仰されていますが、悟りを開いた、と呼べる程のレベルに到達している人は、20世紀末時点では、ほとんどいなかったのです。


 「5次元理論」の登場は、宗教理論の向上を、そのまま意味しています。波動の代りに、「意識の高速回転」という理解に変更されるためです。全ての存在を「意識による認識処理の結果」と見なすため、全ての存在を「自分自身の意識作用」と実感することができるようになります。
 従来の波動理論では、自分自身とは別の何らかの「波」が、世界の構成要因のように考えられていたため、周囲の空間、物質と自分自身がどうしても解離しているように感じられていたのです。
 しかし、全てを自分自身の意識作用として理解することにより、自他の分離観がなくなり、全てを自分自身の現われ、自分自身の意識作用として理解することができるようになるのです。特別な修行を積まなくても、理論的に、そのような理解に帰結してしまうのです。
 このようにして、誰もが仏教の「空」の境地を容易に理解できるようになるのです。


 また、従来の宗教は観念的であり、個々の現象を科学理論のように、明確に指摘することができませんでした。しかし、5次元理論導入以降、科学理論自体が意識作用に変換されるため、抽象的な宗教理論の代りに、世の中の様々な現象、各種作用を説明する役割を担うはずです。
 この段階に到ると、抽象的な宗教の役割・影響力は限定的なものとなるでしょう。宗教と考えられていた内容が、全て一般常識化されるわけですから、宗教のありがたみ、といったものが、薄れてしまうためです。
 宗教の代りに、科学者等、各種研究者の研究内容が、20世紀迄と比べて、数段高度化されるはずです。例えば医学においては、意識、精神のあり方と病気に相関関係のあることが、多くの人々に理解されていましたが、理論化されていませんでした。基本的な考え方が全く存在しなかったためです。「神経性胃炎」という病名はありますが、なぜ精神が肉体に影響を及ぼすのか、根拠は不明確なままでした。
 しかし、「5次元理論」導入以降の社会においては、全ては意識作用として説明されるわけですから、必然的に、病気と意識の相関関係が研究テーマにならざるをえなくなるのです。
 残念ながら、現代の宗教理論では、意識の歪みにより病気が発生する点を指摘することまではできるのですが、それ以上の詳しい説明をできる人はいません。どのような意識のあり方、行動様式が肉体のどの部分にどのような影響を与えるかまでは、理解できていないのです。
 ここが、現代の宗教の限界点ということになるでしょう。更に詳細な理解は、専門の研究者による研究領域になるはずです。ということは、このような意識と病気のあり方にいても、宗教の影響力は一歩後退し、代りに最新の医学、5次元導入後の医学がその役割を担うことになるはずです。


 ただし、魂の救済になると、話は別です。科学と宗教が融合されたとしても、それがそのまま魂の救済に直結するとは思えません。全ての人は天界から放射された意識、光です。ですから常に天に意識を向けています。天に憧れているのです。この感情は決して消えることはありません。
 この感情、熱情を宗教と呼ぶならば、宗教はやはり永遠でしょう。5次元理論到来以降の社会においても、決して宗教がその立場を失うことはありえないと思えます。
 「5次元理論」構築により、全ての存在が意識の現われとして証明されるはずです。この段階において、人類は自らを更なる高みへと進化、向上させるのではないでしょうか。そのための理論武装は完了しているわけですから、更なる向上を開始するはずです。それが21世紀、人類の最大の目標ということになるでしょう。
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