釈迦を超えた日 〜科学宗教の到来
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第六章 内面意識の活動
 過去数年間、内面意識を用いて様々な活動を行なってきました。霊位が向上すると、表面意識で普通の人と同様に生活しながら、内面意識で別途活動することも可能となります。
 ここでは具体例を見ていただくことにより、内面意識の働きについて理解を深めていただきたいと思います。
  ワールドカップアジア最終予選
 1997年のワールドカップサッカーアジア最終予選はドラマチックでした。日本が奇跡的に出場権を獲得したからです。このとき一体何が起こったのでしょうか。
 最終予選は、一次予選を勝ち抜いた10カ国が五カ国ずつA・Bの両ブロックに分かれるリーグ戦方式です。日本と同じBブロックに韓国が入りました。ホームとアウェーで一試合ずつ行なうため、各国とも8試合戦うことになります。AB各ブロックの第1位のチームがワールドカップ出場を決め、各ブロックの第2位のチーム同士で第3代表決定戦を行ないます。勝ち点(勝利3、引分け1、敗戦0)の争いですから、引分けよりも勝利を重ねるほうが有利です。
 初戦のウズベキスタン戦は6対3で勝利。カズの4得点で大勝したものの、後半に3点取られる等、満足のいく内容ではありません。2戦目のUAE戦はアウェーで0対0の引分け、アウェーとはいえ、勝ち点3を稼ぎたかったところであり、まだ本調子ではありません。そして第3戦はホームの韓国戦、序盤戦の山場です。前半は0対0。後半22分に山口選手のループシュートで先制。ところがこの後、日本は守備固めに入ったため、韓国に押されます。後半39分と42分に立て続けに点を奪われ、終わってみれば1対2の逆転負け、試合終了直前に逆転されるという最悪の負け方でした。


 続いてはカザフスタン、ウズベキスタンとアウェーの連戦、中央アジアへの遠征です。
 まず最初の相手はカザフスタン。1対0と有利な試合展開だったにもかかわらず、試合終了直前に同点ゴールを奪われ、試合終了。1対1の引分けで、勝ち点3を逃したのです。しかも韓国戦に続いて試合終了直前に失点したため、チーム全体が非常にいやなムードに包まれてしまいました。
 短期決戦においては、チームの勢いが非常に重要です。日本代表は試合終盤の失点を繰り返したことにより、この勢いを失ってしまったのです。流れを変えるために、サッカー協会は加茂監督の解任、及び岡田コーチの監督就任を決定しました。
 岡田監督の初戦の相手はウズベキスタン。第1ラウンドで6対3と大勝している相手であり、楽な相手かと思われました。しかし試合中盤で1点リードされてしまい、追いつけないまま試合の終盤を迎えます。これまでに韓国戦で負けており、ウズベキスタンにまで敗れれば、予選通過は絶望的になります。ところが不思議なことが起こりました。井原選手のゴール前のパスをだれも触れることなく、ゴールに吸い込まれてしまったのです。結局1対1の引分け。ここで一体何が起こったのでしょうか。


 実は、この試合の後半から、私の内面意識が活動を開始したのです。この頃、日中は会社、その他は宗教家といった感じの生活を送っていました。当時の霊位は菩薩界3上位。格が高くなっていることを自覚していたので、社会に悪影響与えないよう「勝負事には関与しない」をモットーにしていました。
 ところが、テレビで試合を見ていると、内面意識が勝手に日本チームの指導に行こうとするのです。内面意識が日本代表チームに力を与えようとするのです。
 「何が何でも勝つ、勝たなければならない」という選手、監督やサッカーファンの強い願いに私の内面意識が感応したようなのです。「日本全体を勇気づける」という目的もあったようです。代表チームの中途半端な戦い方が、日本全体を暗いムードに包んでいたからでしょう。


 尚、内面意識と表面意識では能力が全く異なります。最大の違いは情報量の相違です。内面意識は霊界全体の情報を把握しているようなのですが、私の表面意識はその百万分の一も持ち合わせていません。ですから判断力に雲泥の差があるのです。
 ですから私が自分の表面意識で何かを操作するわけではないのです。高度に発達した内面意識が、高次元の立場で働くのです。


 仕方なく、胸に力を入れて、内面意識を競技場に飛ばしました。内面意識がチームの指導を開始したのです。距離という概念は意識が生み出しているようです。本来、全空間は我々に内包されています。ですから、内面意識はどこへでも送ることが可能なのです。内面意識は全体につながるのです。
 このときから日本代表チームの戦力は向上を始めたのでした。チームの生命力、光が大きくなったためです。サッカーのような組織プレー主体の競技では、選手や監督の内面意識が一体化して活動するようです。その生命力の大きさが、チームとしての生命力、エネルギーとなるわけです。ですから、霊位の高い選手が多いチームは迫力や勢いが増すことになり、勝つ可能性が高くなるのです。
 プロサッカーの場合、チーム全体のエネルギーは菩薩界3〜如来界1程度の生命力と同レベルになるようです。一人分の生命力を菩薩界1とすると、7人分〜120人分程度の生命力の衝突となるわけです(2.6の二乗、5乗を計算しただけです)。エネルギー規模は、試合の大きさによって変わるようです。大きな大会ほどレベルの高い選手、霊位の高い選手が多くなり、チームのエネルギーは大きくなります。また、サポーターの声援もチームのエネルギーに加算されます。一般にアウェーよりホームほうが戦いやすいのは、ホームチームへの応援が生命力、エネルギーの向上となり、戦力がアップするためです(アウェーチームは戦力がダウンします)。


 日本代表チームの生命力に私の生命力が加わることにより、エネルギーは倍加したようです。その結果、後半は日本がウズベキスタンに対し、攻勢を続けることができたのです。そして、試合終了直前のラッキーといえる得点により、チーム全体が活気づきました。勝利こそできなかったものの、それに匹敵するくらい大きな影響を日本代表チーム全体に与えることができたのです。


 一般の人の応援もチームのエネルギーアップに貢献します。ただ、1人当たりの生命力が小さいため、小さな影響しか与えることができません。サポーターやテレビ観戦している人々全員のエネルギーでも、私1人分よりかなり小さかったようです。
 また、応援の方法が間違っているようです。我々は表面意識では分離しています。ですから選手の見える方向に声援を送っても、声以外何も届かないのです。本当に力を与えたければ、自分の内面に選手を映し、そこに生命力を送らなければなりません。内面意識が全体へつながる方向だからです。そうすれば自分の生命力を選手に与えることができるのです。
 但し、これは自分の生命力を消耗する行為ですから、継続すると極端に生命力が減少します。霊位が下降してしまうのです。私の場合、イラン戦まで関与を続けたのですが、試合毎に霊位が0.1段程度下降したようです。霊位が高かっただけに、莫大な生命力を消耗していたことになります。まさに命がけで日本代表を支えていたのです。ですから普通の人はやらない方がいいかもしれません。それでも構わなければ、真剣に応援するのもいいでしょう。


 続く試合は国立でのUAE戦。残り3試合のこの段階では韓国の予選1位通過はほぼ確実であり、2位UAE、3位が勝ち点一の差で日本でした。絶対に負けられない一戦です。生命力増加の影響から、チームのリズムは徐々によくなっていきました。結果は1対1の引分けでしたが、この試合から、多くの選手が復活の手ごたえを感じたようです。
 続いてアウェーでの韓国戦。残り2試合でUAEに勝ち点1の差で負けている日本にとって、絶対に負けられない一戦です。私の内面意識は、前の2試合では力を貸しているだけという感じでしたが、韓国戦からは方法を変えました。大きな生命力により、全選手の動きをコントロールし始めたのです。霊位が高いので、指導力も強いのです。この試合以降、日本チームの組織力は向上したのです。


 サッカーの理念は格闘技に通じるようです。高度に複雑化した格闘技、といった感じです。
 「攻守一体型が最強」
 と感じました。守っているときに攻め、攻めているときに守るのです。守備に回っている時には、ボールを奪った際の攻撃のパターンを常に考えながら動き、攻撃している時には、ボールを奪われた際の守備パターンを常に考えながら動くのです。一瞬の気の緩みも許されない戦い方です。格闘技と同じ考え方です。
 この原則を用いてチームを導いたようです。選手全員でこの原則を実現するのです。組織力の重視です。個人技で見劣りする日本にはベターな方法でした。
 人には得手、不得手があります。私の内面意識は格闘技が得意なようです。格闘技は学校でやった柔道以外には経験がないのですが、精神的なトレーニングを開始してから、体を拳法の型のように動かすことができるようになりました。体が自然に動くのです(何の型かはわかりません)。
 内面意識には格闘技の経験があるようです。ですからサッカーの指導も困難ではなかったのです。


 この韓国戦は最終予選8試合中のベストマッチでした。試合開始三分で先制した日本はさらに得点を重ね、前半で2対0。後半韓国の猛反撃を受けますが、それも退場者を出す後半30分過ぎまでであり、後は余裕をもって逃げ切り。多くの人々の予想を覆し、予選2勝目を強敵韓国から上げたのでした。
 最終戦の相手はカザフスタン。アウェーで1対1と引き分けた相手だったにもかかわらず、国立では日本が攻守にわたり圧倒、5対1の圧勝でリーグ2位を確保し、第3代表決定戦への進出を決めました。
 第3代表決定戦の相手はイラン、Aブロックの最有力候補だった強豪です。この試合では、日本の方がイランよりも若干霊位が上だったようですが、大差ありません。この差の反映でしょうか、試合は壮絶でした。結果は延長Vゴールで日本が3対2と辛くも勝利を収め、フランス大会への切符を手にすることができたのです。


 チーム全体の霊位(生命力、光の量)により、チームの活動エネルギーは規定されます。国際レベルの試合では技術的には大差ありませんから、チームの霊位を確認するだけで、強さの見当をつけることができます。実際、試合結果もそのようになる場合が多いのです。
 今回のリーグ戦においてチームの霊位を見ると、最上位は韓国、次に日本とUAEがほぼ同レベル、少し下がってカザフスタン、ウズベキスタンがほぼ同レベルです。韓国が他を引き離しているため、1位になったのは順当な結果だといえます。
 但し、これはリーグ戦開始直後のことであり、途中で変更が起こっているのです。加茂監督の解任です。加茂監督はチーム全体に大きな生命力を与えていたのです。加茂監督の解任により、日本チームから生命力が失われてしまいました。その結果、アウェーのウズベキスタン戦で先制を許してしまったのです。
 岡田監督が穴埋めしたと思われているようですが、そうではありません。岡田さんは当初から日本チームに参加しているのですから、監督に昇格しても生命力は増加しません。この試合の後半から偶然にも私が生命力を送ったため、事なきを得たのです。それがなければ、加茂監督解任後の日本は連敗していたかもしれないのです。
 ですから、監督はチーム内での昇格ではなく交代という形にしなければなりません。霊位の高い人物、生命力の大きな人物を新たに監督に招くのです。そうすればチーム全体の生命力が大きくなるため、勝利の確率が高くなるのです。生命力の存在を知らないことは、非常に危険です。知っていればこのような愚かな解任劇はなかったはずです。
 名監督には霊位の高い人物が多いのです。イタリアセリエAの強豪、ASローマのカペッロ監督や巨人の長嶋監督など、いずれも菩薩界3レベルに位置しています。大きな生命力が高い勝率の源泉なのです。
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